コラム | 大阪府高石市 富木駅【有限会社ペトラルカジャポン】

小学校だったか、教科書にあった、アルフォンスドーデの、最後の授業は、私にとって、忘れられないものだった。あれから何十年もたっているが、これが最後の授業です、といわれるときも、自分が、クラスに、そういうときにはこの、最後の授業の、シーンを、思い出す。

毎週毎週同じクラスで、教わった先生のことを、また、その授業の思い出が蘇ってくる。いろんな気づきや、宿題をもらい、私は知らなかったこと、また、知ってはいたけど、その背景や、気づかなかったことを、改めて、学び教わる事ができて、それなりに研鑽を積む事ができた。まだまだ未熟でいつになったら、憧れた先生たちみたいになれるのかな？と思う。わかっていたつもりだったことも、多い。もう一度じっくりと、学びたいものだ。

最後の授業は、いつも、悲しい。もっと一生懸命に、すればよかったな、とか後悔もする。でも、あまり、進歩はなくても、驚異的な上達がなくても、休まず、参加、出席してきたことは、自分で自分を、褒めてあげても良いと思う。まだまだなのは、知っている。もう一つなにかが足らない、のも、感じているし、大満足しているわけではないけど、とにかく、上を向いて、目指す方向は変えず、なりたい自分に、なろうとしている姿勢が、結構よいなとおもっている。いつかこんなこと、こんなときもあったと、なつかしく思い出される日がきたら、そうして、こちらの岸に、やっと着いたのだ、と思いたい。なりたい私未満の私よ、頑張れ！！